乙女高原アーカイブ

乙女高原ファンクラブの活動記録です

遊歩道の草刈りをしたよ!

※角田さんがレポートを書いてくださいました。角田さん、ありがとうございました。

●7月18日の遊歩道草刈りと案内活動
 私(角田)と松林さんの二人で夏の案内人活動を致しました。午前8時30分に植原さん(事務局)より指示をいただいた品々をロッジ前に運んで、机の上に並べて案内活動の準備を整えました。
 8時10分に現地に着いている小林さんから草刈りは濃霧で中止した方が良いと私に連絡が入りましたが、雨天決行なので実施するまでを伝えました。次々に乙女高原の草刈りに会員の皆さんが集まって来て下さり、9時にロッジ前に集合して頂き、草刈りの場所、注意事項等をお知らせして9時20分、小雨の中、カッパを着用して手刈りの人(和平さん、野田(瑞)さん、野田(和)さん、臼田さん、大堀さん、篠原(厚)さん、篠原(ふ)さん、芳賀さん)、刈り払い機の方(私、三村さん、小林さん、青山さん)が草原内と林道沿いに別れて作業を開始しました。刈り払い機のエンジン音が心地よく草原内に響き、濃霧と霧雨に相まって幻想的な雰囲気を醸し出してくれました。

 9時40分、案内活動をしている松林さんの所に「スズメバチに刺された」と三村さんがやって来て、私が「ハチに刺された時の救急セットがロッジ内にあるので、もって来て」と松林さんにお願いし、持って来てもらったのですが、頭部なので髪の毛があり、ポイズンリムーバーで吸引できず、30分位ヒリヒリすると言ってましたが、なんとか収まりました。東部にこぶが出来たように膨らみが出て心配しましたが、1時間位で痛みは治り、ほっとしました、保険に加入しているので、帰宅後お医者さんにかかったら連絡下さいと言っておきましたが、連絡がなくて、安心致しました。

 9時50分頃、今度は「虫に耳を刺された」と篠原(ふ)さんがやって来ました。観ると真っ赤に耳が膨らんでいるので、またまた、松林さんが救急セットで対処。痛みはやはり30分位続きましたが、篠原さんもなんとか大丈夫でした。同じように保険に加入している件を伝えましたが、大丈夫で安心致しました。
 小雨が降っていたので、訪問者は県外から来た女性1人のみでした。芳賀さんが友達から預かって来た寄付金を受け付けて、この日は15時に終了致しました

※翌々日、植原さん宅に報告に伺うと、刺したハチはホンシュウキオビホオナガスズメバチというハチだったそうです。

●7月19日の案内活動
 私と松林さんの二人で夏の案内人活動を10時から15時まで行いました。小雨なので昨日と同様にロッジ玄関前での案内活動でした。この日も小雨が降ったり止んだりの天気で、気温は17度。下界は猛暑日だったそうで、家に帰って家内に聞くと「雨は降らなかったよ」と言われ、ビックリ。
 会員さんの熊谷さんご夫妻が三島市から乙女高原に来て下さり、ご寄付をいただきました。また、甲州市の佐藤さん(非会員)が来て下さり、乙女高原ファンクラブの保全活動にものすごく共感してご寄付をいただきました。
 やはり雨とワールドカップサッカーで訪問者が少ないのか! 15時で後片付けをして夏の案内人活動を終了致しました。
 これから乙女高原は一番綺麗な草原になるので、皆さんに訪れて欲しいです。

 

※和平さんがレポートを書いてくださいました。和平さん、ありがとうございました。

 梅雨が明けてきて夏本番を迎え始めた乙女高原。今回の遊歩道の草刈り活動を待ち望んでいました。しかし、あいにくの雨。本日の活動は出来ないのではと不安を煽られてしまいました。雨具を準備し早朝に出発。高速道路を走っている最中、長野県も山梨県も雨は降り続き「大丈夫かな?」と心配が付きまといました。
 無事に乙女高原に到着、朝から降っていた雨は弱まっており、予定通りに行われるとのことでとりあえず一安心、活動に取り掛かり遊歩道の草刈り開始。初めての内容の活動でしたが他のファンクラブのメンバーさんが丁寧に教えてくれて順調に草刈りができました。
 その刈る対象の植物のひとつに「イタドリ」※という植物があり、「昨年の養成講座で購入した乙女高原大百科に記載されていた植物の名前だ!確か厄介者扱いされていた植物だった気が…?」と気付き、「自分も乙女高原の知識が少しずつ蓄積してこのファンクラブの一員として活動できてきている」と小さな成長を実感しました。
 気づけば乙女高原ファンクラブに入会して早一年、昨年は樹名板設置、植生調査、大イベントの草刈りボランティア、今年一発目に遊歩道整備と様々な活動に参加してきました。活動に参加するたびに乙女高原および自然を守る活動に貢献しているという実感が湧き、モチベーションも上がり「次はどんな活動に参加しようかな?」と楽しみに感じるようになりました。
 次こそは天気に恵まれた条件のもとで気持ちよく野外での活動に挑みたいと思う次第です。本日は雨天の中での活動お疲れ様でした。それと自分の農園で栽培した桃をくださった角田さん、甘酸っぱい桃をありがとうございました。我が家で美味しくいただきました。

※(植原 注)和平さん、イタドリが『乙女高原大百科』に載っていたことを思い出すなんて、すごいですね。その通りで、2001年、つまり、乙女高原ファンクラブ発足当時から「繁殖力旺盛なイタドリが増えてしまい、そのほかの乙女高原の植物が肩身の狭い思いをしているんじゃないか」との意見があり、議論の結果、イタドリだけを刈ってみようということになりました。2004年6月には設定範囲内で約480kgのイタドリを刈り、草原の外に出しました。2年目の2005年、同じ範囲で半分以下の約170kgでした。3年目の2006年は、2年目とあまり変わらず約150kgでした。2年目も3年目も最初の年の約1/3で、刈った効果が出たと評価し、3年で終了しました。
 シカ柵外では、シカはイタドリをよく食べています。シカ柵内では、イタドリが柵に保護されて繁殖し、猛威を振るう可能性はあります。とはいえ、イタドリは在来種ですし、イタドリを生活の場としている生きものは乙女高原にたくさんいます。イタドリを選択的に刈り取るかどうかについては今後、慎重に考える必要があります。とはいえ、遊歩道ぞいに、あの大きなイタドリが生えていたら歩きにくいので、遊歩道沿いは他の植物同様、刈ってしまっていいのではないかと思います。