乙女高原アーカイブ

乙女高原ファンクラブの活動記録です

笛川学園4年生の案内 6月30日(火)

※槙田さんがレポートを書いてくださいました。

 

 笛川学園4年生「乙女高原自然学習2026」6/30(火)を、児童27名、引率の先生5名(教頭、担任、主任、特別支援、養護)と乙女高原案内人6名で実施しました。当初6/26(金)の予定でしたが、雨の為、6/30の予備日に延期して実施しました。
 9時半ころ、児童や先生たちが乗ったマイクロバスが乙女高原ロッジ前に到着し、トイレを済ませて『始めの会』を行いました。リーダー児童の進行で、教頭先生の挨拶、乙女高原ファンクラブ代表世話人の角田さんの歓迎挨拶、案内するスタッフの自己紹介を行いました。今回の自然学習のテーマは「乙女高原の植物」と「乙女高原の保全活動」です。学習した成果を1人1人が「新聞」にまとめるとのことで、事前に色々学習してきたようです。
 今日は3つのコース①ブナ爺コース、②谷地坊主コース、③草原満喫コースに分かれての自然観察で、児童はそれぞれ希望するコースに参加しました。担当する案内人は①ブナ爺コースが角田さんと渡辺さん、②谷地坊主班が植原さんと加藤さん、③草原満喫コースが赤松さんと槙田です。今回は植物観察だけでなく「乙女高原の保全活動」が学習テーマになっている為、植原さんが作成した資料で、シカ柵の設置、草原の草刈り、遊歩道の整備などの保全活動にについて、案内人も事前学習しました。10時少し前、3つの班に分かれて出発しました。

 ブナ爺班は草原の天辺まで上ってさらにヨモギの頭からブナ爺まで下り、帰りは元の道を通って戻るアップダウンのコースです。森の中で「一つ目小僧」のギンリョウソウやキツツキが木に開けた孔、シカ柵の外で鹿に喰われた草などを観察しました。富士山の頭だけでしたがみることができ、ラッキーでした。

谷地坊主

 谷地坊主班はシカ柵内で自然観察のあと、シカ柵の外に出て柵の内側と外側の違いを観察しました。シカ柵の外側は大きな葉っぱのマルバダケブキばっかりです。マルバダケブキ以外はシカに食われてしまいました。「ゲゲゲの鬼太郎」のようになった谷地坊主を見て、盛り上がった株ができる仕組みを学習しました。また、飛んできたキアゲハがシシウドの葉に卵を産み付ける場面を観察できるチャンスに恵まれました。

 草原満喫班は、草原に入って観察する前に、ロッジ前の広場にあるシラカバ、ダケカンバ、ヤエガワカンバの「カンバ三兄弟」を学習しました。乙女高原の案内板の所で、50年前はスキー場だったこと、今でも大きな木が生えていない草原であることを確認しました。シカ柵を開けて草原に入ると、歩く道(遊歩道)がふかふかです。秋に刈った草を遊歩道に敷き詰めて、遊歩道の土が雨で流されるのを防いでいることを学習しました。ツツジコースでは草原にポツンと残っているシラカバをみて、秋の草刈りで草原に生えたシラカバの若い木を伐って取り除き、ツツジの咲く草原がシラカバ林になってしまうのを防いでいることを学習しました。5メートル四方の網で囲んだところでは、これが15年くらい昔に試験的に作ったシカ柵で、この柵の内外の植物の数を比べてシカ柵の効果を確認し、草原全部を囲む全長1kmに及ぶシカ柵に設置に繋がったことを学習しました。

 11時10分、全部の班が予定通りロッジに戻り、ベンチに座って今日観察したことや学習した内容を確認しました。学習した結果を新聞にまとめるために予め用意した質問があり案内人が答えていました。
 11時半から『終わりの会』を行い、角田代表世話人からの「楽しかった?」の質問に全員が「楽しかったぁ!」と元気な返事。「乙女高原に、是非また来てください!」の言葉で、6月の自然体験学習を終了しました。

 

(植原追記) 終了後、参加した案内人、角田さん、渡辺さん、槙田さん、赤松さん、加藤さん、植原に井上さんも加わり、みんなで楽しくお昼を食べました。お昼後、今日の案内活動について反省会をしました。草原内の遊歩道は狭いところがあり、どうしても、班の列が間延びしてしまい、後ろにいる子には声が届かなかったり、観察している植物や昆虫が見にくかったりします。「途中で前列の子と後列の子を交代する」という工夫をした班もあったそうです。皆さん、ごくろうさまでした。
 笛川学園4年生は1年を通して乙女高原の学習をしており、次回は9/1(火)に秋の自然観察、最後の3回目として11/10(火)に草刈り体験に来る予定です。自然体験や草刈り体験を子どもたちと一緒に楽しみながらサポートくださる方を募集しています。また、市内の日下部小学校からも案内希望が来ています。同じく4年生で9/4(金)です。日下部小は65人と児童数が多いので、多くの方のサポートが必要です。興味のある方は、返信をください

訪花昆虫調査 2026年6月

 調査予定日は6/20でしたが、雨予報だったので、6/23の予備日に変更しました。最近は当日・翌日・翌々日までの詳細な天気予報が見られるので(予報の信頼度はまた別の話です)、前日ではなく前々日には実施の判断ができ、ありがたいです。参加を申し込まれた方には予定日の前々日に延期情報をメールすることができました。
 さて、6/23には高槻さんはじめ全部で11人が調査員として参集してくださいました。高槻さんが往復の植原の車の中で、いつも「乙女高原の皆さんはとても協力的だし、お昼がものすごく楽しい」とおっしゃっていますが、その通りだと思います。

 開始時刻の10:00になったら、代表世話人の角田さんのあいさつ、全員自己紹介に続いて、高槻さんから調査についての説明がありました。その折、調査員の篠原さんがとてもわかりやすい資料をお持ちで、まわりから「この資料いいですね」とか「この資料がほしいな」という声が出ました。私も見ましたが、グラフや図が多くて、わかりやすい資料でした。それにしても、どこかで見たことがある資料だなあと思ったら、昨年、この調査のために作った資料でした。ありゃりゃ。昨年のことをもう忘れていました。次の調査には印刷して、みんなの分を持ってきますね!!

 

 その後、遊歩道を全員で歩いて、今、たくさん咲いている花の確認をしました。アヤメ、オオヤマフスマ、ヤマハタザオ、キンポウゲ・・・それらが今日の重点観察植物になります。みんなで確認後、2~3人のグループに分かれ、調査する遊歩道の範囲を決めて、調査しました。特定の植物(たとえばアヤメ)の前に陣取って、しばらく(10分程度)、訪れる昆虫がいないか待ち伏せします。もし、昆虫が来たら、蜜を吸っているのか、花粉を集めて(または食べて)いるのかなどの行動を観察し、記録します。それらが済んだら、次の花の前に移動する・・・のルーティンです。

 

 12時をめどにロッジ庭に集合し、調査内容を簡単に共有して、お昼にしました。どうも今日は気温が思ったほど上がらず、昆虫たちの活性が低いようです。
 お昼は「いつものように」盛り上がりました。篠原さんからきゅうりの浅漬けや和菓子、角田さんからモモやスモモ、槙田さんからパイナップル、臼田さんから茶菓子の差し入れ(ほかにもあったら、ごめんなさい!)。北島さんの写真集をみんなで見て「これは注文したい」と希望が続出したのもこの時です。

 午後も同じメンバー・同じ場所で調査しました。気温が低くて昆虫があまり出そうもないので1時間に限定しました。私と加藤さんのペアは「森のコース」で、午前中はエゾノタチツボスミレとニガナの前で、午後はギンリョウソウの前で待ち伏せましたが、エゾノとギンリョウは不当たりでした。

 さて、今回、お昼に盛り上がったのが「アヤメのめしべはどこにある?」という疑問です。渡辺さんから「皆さん、アヤメのおしべはここにあるのがよくわかりますが、めしべはどこにあるのか知っていますか?」と問題提起されたのがきっかけです。そういえば意識したことないなあ。
 皆さん、アヤメの花がどうなっているのか言葉で説明できますか? 植原が試してみますね。
 アヤメの一番大きな花びらはまるでベロのように垂れ下がっています。2番目に大きな花びらは、まるで旗のように真上に突き立っています。一番小さな、長細い花びらは、ベロ花びらの上に、まるでベロ花びらをカバーするように付いています。これら下から「ベロ・カバー・旗」の花びらセットが3セット、ま上から見ると輪のように付いているのがアヤメの花です。

 カバー花びらをそっとめくると、カバー花びらに隠れるようにおしべがあります。おしべは花粉を出しているので、それとすぐにわかります。でも・・・確かにめしべが見当たりません。かわいそうですが、一つだけ花を分解し、丁寧に観察したのですが、それらしいものは見つかりません。
 今度ははじからカバー花びらをひっくり返して、めしべを探しました。マークしたのはカバー花びらです。なぜかというと、マルハナバチがアヤメに訪れているときのことを思い出してみると、カバー花びらとベロ花びらの間にハチがもぐっていきますから、おしべと同じような場所にめしべがないと、ハチの体を使って送粉させることはできないからです。カバー花びらをめくっているうちに、あることに気づきました。カバー花びらの多くは、花びら先端の下側に白い部分があって、少し出っ張っています。この白い部分がめしべでないと、マルハナバチの体を利用した送粉はありえないと思いました。
 午後の調査を一部そっちのけで(すみません)、アヤメの花を見まくり、調査後、「乙女高原の本棚」から植物図鑑を持ってきて開いてみると、花のつくりを説明する図の中に「アヤメ科の花」の図があり、まさにカバー花びらの先端の部分が雌しべと説明されていました。仮説通りでした!
 ということで、アヤメの花のカバー花びらはじつは花びらではなくめしべでした(これにもびっくりです)。旗花びらは内花被片、ベロ花びらは外花被片というそうです。

乙女高原展56メマツヨイグサ・レポート

JR山梨市駅すぐ北の「街の駅やまなし」の一角をずーっと借りて行っている乙女高原の常設展。展示替えをしました。

56回目の展示替え。今回のテーマは「メマツヨイグサ」。

 

乙女高原では外来種であるメマツヨイグサ。シカ柵設置前から草原内にありましたが、設置後、よく見かけるようになりました。どうも、シカ柵設置前はシカがメマツヨイグサ「も」他の草同様食べていたようです。設置後はシカに食べられなくなったので、メマツヨイグサが増えてしまい、ファンクラブの有志で抜き取り作業をしています。

ほとんど抜いたつもりなのですが、去年の秋、草原内にたくさんの枯れたメマツヨイグサがあるのを発見。このままではタネを散らしてしまうので、実を揺らさないように注意しながら穂をビニール袋に回収。

家に帰ってからビニール袋の中で実を振って、タネを出し、ゴミを仕分けて、集めました。タネの重さを測ると200g近くありました。重さと個数の関係から、200gのタネの個数を推測すると・・・

これまでのパネルだけの展示とちょっと趣向が違います。ぜひ見てみてください。

メマツヨイグサの枯草ですが、これだけ束になっていると迫力があるし、光線の加減か反り返った口の部分が金色に輝いていて、きれいです。

訪花昆虫調査2026年5月

 高槻さんとそのご友人をお連れして乙女高原に到着したときには、すでに準備が整っていました。早く着いた方がロッジから必要なものを運び出してくれていたからです。今回の参加者は11人。あいさつと自己紹介の後、高槻さんから調査方法を説明してもらいました。植原から班メンバーとルートを発表しました。今回はまだ花も少ないので、参加者は多いですが3班だけにしました。各班3人+訪花昆虫カメラマン+植原です。植原は一昨日来た時に見つけてしまった遊歩道ロープの不備を直すためにフリーにしてもらいました。

 それぞれの班で出発です。巻き尺のはじめをペグで地面に固定し、伸ばしていきます。コースの最終地点に着いたら、調査票にコース名や巻き尺の長さを記入して、最初の地点に戻りながら、遊歩道片側2m範囲で、どんな花にどんな昆虫が来ているかを記入します。花は種名を記入しますが、昆虫は名前が分からないものがほとんどなので、アブの仲間、ハチの仲間などざっくりした仲間名で記入します。もちろん、名前が分かるものは種名を記入します。最初の地点に戻ったら、今度は遊歩道の反対側を調べながら、巻き尺を置いた場所に戻ります。これで一つのコースの調査が終わり。次のコースの調査に移ります。

 このルーティンを繰り返しました。私は、杭と杭の間が離れすぎた箇所があったので、杭4本を付けたし、ロープをしばりなおしました。作業が終わったら各班を巡って進捗状況を確かめたり、スナップ写真を撮ったりしました。お昼時間の伝達もしました。

 お昼はみんなで一つのテーブルを囲んで和気あいあいと食べました。一昨日に採って、アクを抜いておいたわらびをたくさん持ってきたので、それを食べてもらいました。乙女高原産のワラビ、ぜひ食べてもらいたかったんです。自分で言うのもなんですが、アクの抜き加減が今回はベストでした。

 お昼ご飯後、調査を続けてもらい、1時間後には調査終了となりました。少しお茶を飲んで、解散しました。調査に参加くださった皆さん、ありがとうございました。次回は6/20(土)です。
 乙女高原ではレンゲツツジやアマドコロ、エゾノタチツボスミレやマイヅルソウ、キンポウゲやミヤマニガイチゴが咲いていました。いよいよ初夏です。

第27回 乙女高原の遊歩道づくり

 5/13と打って変わって5/17は一日いい天気で、標高1,700mの乙女高原でも暑すぎるくらいでした。
 遠くは神奈川や埼玉から大勢の乙女高原ファンが集まってくださいます。今回は高校生もたくさん参加申し込みしています。そんな皆さんに、できるだけ気持ちよく作業してもらいたいなあ…と思ったら、朝7時にロッジに到着して準備を進めちゃいました。
 大勢が参加する活動で、女性トイレが一つだけというのはとても困ります。なので今日だけ、バイオトイレの男女とも女性トイレとし、昔ながらのぼっとんトイレを男性トイレとしました。男性トイレには電気が来てないので、「大」の個室が真っ暗です。これって結構怖いので(「トイレの怪談」を思い出します!)LEDのライトを設置しました。
 ロッジのホール・玄関、倉庫、自分の車から、今日の活動で使うものを運び、テーブルの上に整理して置いていきました。途中から今日のスタッフが続々と来てくださったので、どんどん協力をお願いしました。

 本日、たくさんの乙女高原ボランティアをお迎えするスタッフは県職員が4人、市職員が8人、乙女高原ファンクラブ有志が19人です。9:00、スタッフ集合時刻になったので、この31人で集まって簡単な自己紹介後、打ち合わせをしました。打ち合わせ後、各コースごと、さらにスタッフ打ち合わせを行い、受け付けを開始しました。

受付後、参加者はロープしばりの練習

 9:30、市観光課長・渡邉さんの司会で「はじめの会」が始まりました。県峡東林務環境事務所長・伊藤さんの挨拶、山梨市長・高木さんの挨拶(メッセージ代読)、そして、植原から今日のスケジュールや注意事項を説明しました。
 新機軸で、他己紹介の時間も取りました。「では、これから、今日、お集まりの皆さんをご紹介しますね。まず、株式会社田丸・田丸グリーン基金の皆さん!」田丸の皆さんが元気よく手を挙げてくださいました。「次に小学生!・・・中学生!・・・高校生!」「県外から来られた方!・・・どちらからですか?」「山梨市議会議員の皆さん!(3人、参加くださいました)」「山梨市職員の皆さん!」「山梨県職員の皆さん!」「乙女高原ファンクラブの皆さん!」「・・・今まで手を挙げられなかった方?」作業に移る前に、参加された皆さんが、お互いに、どんな参加者がいらっしゃるのかを知ってほしかったわけです。
 はじめの会終了後、株式会社田丸・田丸グリーン基金から乙女高原ファンクラブへの協力金寄贈式を行いました。田丸様は毎年、作業に多数の社員が参加してくださるだけでなく、多額の協力金をいただいており、ファンクラブの重要な活動資金になっています。ありがとうございます。

 遊歩道づくりの作業は森のコース、草原のコース、ツツジのコースの3つの遊歩道コースごとに行います。それぞれコース・スタッフが音頭を取って、作業を取り仕切ってもらいました。青空の下、たくさんの乙女高原ファンが散らばって作業する・・・時々、あちらこちらから指示の大声や笑い声が聞こえる…というのは、いいもんですよ。

 作業がつつがなく進んだので、私は和平さん、加藤さんと一緒に遊歩道のロープやシカ柵の扉に看板等を付ける作業を行いました。遊歩道を歩く際は、どんな看板があるかを見ながら歩いてくださいね。じつは全部で200枚を超える看板類があるんですよ!!

 作業が終了したチームは草原内の若木を切る作業をしてくださいました。乙女高原は草刈りをすることで草原を維持してきましたが、草刈りと同じかそれ以上に大切なのが「木刈り」。草原の中に育ってきた若木を刈らないと、簡単に森に遷移してしまいます。周りの森に飲み込まれるイメージです。事実、約60年前に草刈り(+木刈り)が行われなくなったロッジ周辺は立派なミズナラ林になってしまいました。作業チームの中には作業終了後、みんなで展望台に富士山を見に行ったチームもあったようです。「雲一つない」いい天気だったので、今日は富士山がよく見えたのではないかと思います。
 全部のチームが終了したところで「終わりの会」をしました。司会ははじめの会同様渡邉さんです。乙女高原ファンクラブ代表世話人・角田さんがお礼の挨拶をし、同じく三枝さんが諸連絡をしました。
 道具等の片付けをしてから、有志でお昼を楽しく食べました。

 昼食後、有志で1時間限定の追加作業をしました。遊歩道に取り付ける看板がまだ途中でしたし、草原内の若木を刈り取る作業も十分ではなかったからです。照り付ける太陽のもと、みんな一生懸命に作業してくださいました。

 終了後、追加のお茶を飲んだ方もいっぱいいました。水分は十分取ってください。「終わった後はビールがいいね」「車の運転があるからダメでしょ」「今はノンアルもおいしいからノンアルでもいいよ」「次からは、ペットボトルのお茶じゃなくて、ノンアルコールのビールにしよう!!」という話で盛り上がりました。

 

乙女高原展55' 乙女高原のスミレ2

街の駅やまなしの乙女高原常設展示のマイナー展示替えをしました。

というのも、乙女高原では30種類を超えるスミレが見つかっているので、スミレのパネルをはり切れないのです!!

そこで、今日から後半戦「乙女高原のスミレ2」。前半と同じく15種類のスミレのパネルを展示しています。

活動のちらしや入会パンフレットも置いてありますので、ぜひお立ち寄りください。

JR中央線・山梨市駅から徒歩300歩くらいです。

 

遊歩道づくり準備

 夏の間、「お花畑」に人々があやまって足を踏み入れないよう、遊歩道の両側に杭を打ち、ロープを張るボランティア作業が「乙女高原の遊歩道づくり」です。大勢のボランティアを受け入れる準備作業を5/13に行いました。集まったのは市の職員3人(観光課)、県の職員4人(峡東林務環境事務所県有林課)、乙女高原ファンクラブ有志11人、計18人です。
 作業の流れを全体で確認してから、作業を開始しました。

 まず、全員で先日の雷雨の強風で倒れて、遊歩道をふさいでしまったシラカバの大木を片付けました。このシラカバは2026年5月1日に倒れたことがはっきり分かるので、ただ片付けるのではなく、遊歩道脇に分かりやすく置いて、今後、どのようになるのかを「展示」していくことに。展示解説版も付けましたよ。遊歩道「森のコース」の途中にありますから、ぜひご覧になってください。

 そこからは分担して作業をしました。
 ファンクラブの3人にはロッジのホールを中心に、掃除をしてもらいました。ロッジは秋からずっと使ってないので、たくさんのほこりがたまっています。それらをきれいに掃除し、遊歩道づくり当日は、ホールで休んだり、お弁当を食べたりできるようにしました。
 ファンクラブの残りのメンバー(植原も)と県職員の皆さんで、分担して遊歩道を歩きました。歩きながら杭の点検をし、使えない杭の場所には長い竹串を目印に刺しました。まだ使える杭は、ロープを張ってもグラグラしないように大きなハンマーでたたいておきました。ついでに、遊歩道に落ちた幹・枝を片付けたり、樹名板の杭をたたいたりしました。
 市職員の皆さんでシカ柵をぐるっと一回りし、柵網が地面に接しているところに刺してあるペグがぬけそうになっていないかを確かめたり、柵にかかりそうな枝を探して切ったりしました。

 途中で雨が降り始めました。すぐに止むかなあと楽観視していたら、だんだん強くなり、しかも雷まで聞こえてきます。ずぶ濡れになりながらも作業を終わらせました。戻ってきたら、トイレ掃除に合流しました。バイオトイレはともかく、ぼっとんトイレの「大」の方が汚れていて閉口しました。水をたくさん用意していたので、助かりました。
 市職員の皆さんは倉庫のロープを確認し、県職員の皆さんは遊歩道内の看板を水拭きしてきれいにしました。これで今日の作業はおしまいです。
 作業を終了させ、市と県の職員の皆さんは、それぞれ職場に戻りました。ファンクラブの皆さんのうち有志が残って、掃除されたばかりのロッジのホールでお弁当を食べながら歓談しました。寒くて、手がかじかんでしまいました。温かい飲み物を用意して正解でした。地面を見ると、パチンコ玉くらいの氷の粒がみるみるうちに増えていきます。ヒョウまで降ったんですね。
 本日、市の皆さんが杭100本と新しいロープも運んできてくださいました。
 明日5/14の夜「乙女高原連絡会議(乙女高原の保全や活動について話し合う市・県・ファンクラブの円卓会議)」で最終確認し、5/17「遊歩道づくり」当日を迎えます。たぶん今日と違って、一日「いい天気」です。

 

乙女高原グリーンロッジの庭にテーブルとベンチも設置しました。

角田さんが三日かけて表面にペンキを塗ってくださいました。